2013年7月24日水曜日

鳥の目と虫の目。

広島・厳島神社




鳥の目と虫の目って言葉があるけど、

どっちも大事ってよく言うけど。

なんとなく、そうだな〜って思う。

基本、今目の前のことしか見えないっていうのが、

いいと思うけど、

それだとどうも疲れたり、

全体像が見えないがゆえに、効率が悪かったり。

そんな時に鳥の目で全体を俯瞰できたら、

ああ今このへんだから、

あとこれぐらい頑張ったらここら辺に行けるんだろうな〜って思えたり。

そうしたら気持ちが少し楽になったり。

でも鳥の目って高さはたぶん限りが無くて、

めーっちゃ上の方から見たら気が楽になる反面、

今ココに集中できなくなる気がして。

だから、どっちも大事なんだなって、

なんだか妙になっとく。

刹那でもあるし、

長いスパンで見ることもあるし。

要はバランスなのかな。

でも好きか嫌いかで行ったら、今ココの方だな。

鳥の目も必要っていうのは頭では分かった上で。






2013年7月21日日曜日

自然と人との距離感。

先週の土、日、月、

富良野に行ってきた。

きっかけは、札幌で一緒に住んでた富良野のファーム富田で働く元同居人に、

ラベンダーの開花状況を聞こうと思って、

なにげなく連絡をとったこと。














そしたら、

中富良野でオープン間近のロッジのオーナーがその元同居人の知り合いで、

オープン準備で人手足りてないから興味あるんだったら来てみれば?

って言われて。

なんだか、めっちゃ行きたくなって。

「行く!」って言ってしまって。





ちょうど、別の友達が3連休札幌で飲もうよ〜って連絡くれて、

おれ、富良野行くよ!一緒に来ない?って言ったら、

「行く!」

って言ってくれて。





んで、土曜の夕方に札幌を出発。


夜、10時ぐらいに中富良野のオープン前のロッジ「Northern Star Lodge」に着いて、


それから2泊3日とっても楽しかった。





着いたその日に、


まずオーナーが、


「ウッドデッキから見る星空きれいだぞ。」って言ってくれて、


外にあるウッドデッキに案内してくれて。


イスを倒して、ただただ、夜空をぼーっと見上げて。


ビールをぐびっと。笑




最初曇ってたけど、


だんだん雲がなくなって、


星がたくさん見えて。


初めましての人と話しをして。





結局その日は夜の10時ぐらいについて、


夜中の1時ぐらいまで色々話しして。








んで、部屋を用意してくれてたんだけど、



ロッジのリビングでそのまま寝させてもらって。





気づいたら朝になってて。




っていっても、朝の5時とか。


リビングの大きな窓から朝日が入り込んでて、


そのまま起きて、ウッドデッキに出て、


しばし、雲がかかった大雪山を眺めて。





んで、ロッジから歩いて15分くらいのラベンダーで有名なファーム富田へ朝さんぽ。


前日に、ファーム富田で働いてる元同居人から24時間いつでも入れるって聞いて、


朝一でいこうと思ってて。


すがすがしい朝の道を歩いてラベンダー畑へ向かう。



着いたら、朝の6時とかなのに、


人が結構いた。







んで、一通り写真撮って、


またてくてくロッジへ戻って。


朝食で、みそ汁とホットサンド食べて。(このホットサンドがまたうまかった!)





んで、ロッジに来た目的。





お手伝い。







その日はロッジの目の前の草刈りと、


廃材を切って、蒔き用の木材にする仕事。


一緒に来た友達がひたすらロッジ前の草を刈ってくれて、


自分は、ひたすら木材を切断して行く。


作業場は、外。


目の前を見れば、草っぱらと山しか見えない。


そこで、ひたすら、


木材を切断して行く。


何も考えずに、黙々と、ただただ集中して、木を切って行く。


ほどよい緊張感を持ちながら。





でも、ふと顔を上げれば、


そこには自然があって。


虫が普通に寄ってきて、


耳をすませれば鳥の鳴く声がして。




なんか、とっても新鮮だった。





午前中の作業が終わって、


ひと休み。






オーナーが急遽札幌に用事があって、


夜には戻ってくるからって、


あとは自分たちの好きなようにやってくれって言い残して、


出かけてしまって。


はじめてのロッジに自分たちだけで。



午後もひたすら集中して木を切って。



気づいたら夕方になってて、


ご飯どうする?ってなって、


なんか無意識にカレーを作って食べたくなって。


富良野の街のスーパーまでカレーの具材を買い出しに行って、


ファーム富田での仕事が終わって合流した元同居人と


みんなでカレー作り。







カレールーを一応買っておいたのだけど、


結局カレールーは使わず、ロッジに置いてあったスパイスをお借りして、


カレールーをいれずとも、カレーが出来上がった。


みんなで食べて、


その日も力つきて気づいたらそのままリビングで寝てた。笑


んで、朝になって、


また大きな窓から差し込む朝陽のまぶしさで目が覚めて。





その日は午前中ペンキ塗りして、


本当は午後適当に富良野周辺を観光して帰ろうと思ってたんだけど、


午前中の作業が終わって、

昼にウッドデッキで休憩したら、

ロッジのオーナーがせっかく頑張ってくれたから夜はバーベキューするか?

って言ってくれて。





夜の12時ぐらいまでに札幌帰れば良かったから、

お言葉に甘えて、

夜のバーベキューまで居させてもらうことに。









ロッジの裏には馬がいる牧場もあって。


とっても素敵なところだなって思った。






んで、昼飯にオーナーが作ってくれた

めっちゃおいしいペペロンチーノとトマトとズッキーニの冷製パスタを頂いて、

午後は、観光。笑













十勝岳にある凌雲閣っていう温泉に行ったり、

美瑛の丘を巡ってみたり。


色々想うことはあったけれど、

それは置いといて。



んで、夜7時ぐらいにロッジに戻って来たら、

すでにパーベキューの準備がされてて。


初めましての裏の牧場の人も一緒に、

元同居人も一緒に、

オーナーも一緒に、

友達も一緒に、

野外でバーベキュー。





外で食べるお肉と飲むビール、最高にうまかった。


あと、


最後に食べた焼きとうきび(トウモロコシ)。


最高にうまかった。








オーナーに、なんでロッジやろうと思ったんですか?


って聞いたら、


いつかは自分の好きな場所に、自分の好きな家を自分で建ててみたいと思ってたから。


って話してくれて。



そのロッジはちょうど山の上にあって、


朝は山から登ってくる太陽が見えて、

夕方はまた山に沈んで行く夕陽が見えて。


一日のはじまりとおわりを感じることができる場所だから好きなんだって。


そう話してくれた。

朝陽

夕陽





木を切ったり、ペンキ塗ったりの作業の時にも話しをしてくれて。


一見、自分で家を建てるって、


なんかすごいことかも知れないけど、


ほとんどが、資材を移動させたり、切ったり、整理したり、コツコツペンキを塗るのを繰り返したり、


ほとんどが地味〜な作業だよ。



って話しをしてくれて。




なんか、とっても印象的だった。







はじめての富良野滞在で、



とってもいい時間を過ごせたことに感謝。



ありがとうございます!