2013年10月29日火曜日

登別。

先日、

登別に行ってきた。

初めての登別。

行きは札幌から高速つかって2時間くらい?

帰りは、下道で3時間かからないくらい?

片道100キロくらいかな。

だんだん、なんか距離感覚がおかしくなってきた気がする。

車で3時間くらいなら、近いな、みたいな。

5時間だとかなり遠くて、

6時間だと、、、うーんちょっと厳しいかもって思う感じ。

だから、3時間ぐらいだと、まだ、あ、行けるなって思うわけで。

・・・

登別行く前日に、知り合いの人と飲んでて、

登別の温泉街の話しを聴いて、

話しをきいただけじゃ、やっぱり実感がわかなくて、

実際自分の目でみてみたいし、その場所の空気だったりを感じてみたいし。

ってことで、

翌日の朝に登別へ出発。

温泉街で民具屋さん寄って、

民具屋さんの中にあるカフェでおいしいパンとピザ食べて、

登別のさらに15分くらい先の場所にあるカルルス温泉っていうところの、

鈴木旅館っていう旅館で温泉に入って。

んで、霧の中の新登別大橋を楽しんで、

んで、また登別の温泉街戻ってきて、

登別温泉株式会社の経営する「さぎり湯」っていう公衆浴場に入って。

・・・

カルルス温泉の鈴木旅館の人に話しを聴いたんだけど、

昔に比べてお客さんはやっぱり減ってるって言ってた。

昔は、長期滞在する湯治のお客さんで、ずっと満室だったって。

でも、今は、そんな人は少なくなったって。

・・・

新登別大橋の駐車場でみた、

落ち葉がきれいだった。

足下にあるとなかなか良さに気がつかないかもしれないけど、

でも、

ふとみたらきれいだった。




・・・

あれ、全然まとまってない。。。笑






2013年10月18日金曜日

アイヌのトンコリという楽器。

旅をしてた。

2009年の1月。

海辺の宿で10ヶ月間働いて、

最後、オーストラリアの東海岸をちょろっと。

シドニーからゴールドコーストまで。

その途中に、

昔のバイロンベイのような雰囲気の街があるって聞いて、

立寄った、Bellingenっていう山の中の川の近くにある街。

その街のユースホステルに泊まって、

満月を眺めながらぼーっとRickie-GのLife is wonderfulっていう曲を

ipodで聞いてて。

月が見える宿のテラスでぼーっとしながら。

んで、夜、カヌーツアーがあって、それに参加して、

いま思えば、とっても幻想的な時間だった。

川の水の音と月明かりがとてもいい感じで。

それ以外、何も聴こえなくて。


・・・

今日、アイヌの話しをまた少し聴かせてもらった。

アイヌの民族楽器でトンコリっていうのがあって、

その音色も聴かせてもらって。

その場その場で気分が変わる楽器らしい。

微妙に音が高くなったり、

微妙に音が低くなったり。

楽器自体が、緊張したり、ゆるんだり。

心臓にトンコリをあてて、

音を鳴らして、

自分の心に響かせるんだって、

そんな楽器なんだって。

・・・

長期的な視点でモノゴトを考えられるってすばらしいと思う。

んで、

長期的なことを考えたら、

今の現状維持を続けてたら、

いずれ先細りになって、終わってしまうのかもしれない。

とはいえ、

目の前のことにいっぱいいっぱいな現実があって、

なかなか新しいことにトライできない現実があって。


・・・


でも、時々、新しいことをやっちゃう人がいるし、

その人のまわりにはその人に協力するって人がいたりして。

本当はどこかで、

新しいことをしていかなきゃいけないって思ってるけど、

なかなか実行に移せない葛藤があったりして。

・・・

そんな時に、

そんな現状をぶちやぶっちゃう人って、

やっぱり良い意味でぶっ飛んでるんだと思う。

もしくは、

その人自身に、そこまでして譲れない何かがあるか。

・・・

それって、

周りからみたら、ちょっとうっとおしい人かも知れないけど、

でも、そういう風に自分が大事にしてるものに対して、

熱くなれるっていいなって思うし、憧れる。


そんなことを思った、金曜日、週末の夜。


バイロンベイのユースホステルにて











2013年10月15日火曜日

つらつらと。

20歳のとき、

オーストラリアに行った。

ワーキングホリデービザで。

ボンダイビーチっていう海の近くのゲストハウス(安宿)で、

ハウスキーピング(ベッドメイクしたり、掃除したり、洗濯したり)で、

約10ヶ月働いた。


ドミトリーも含めて20室ぐらいある宿だったから、

それなりにお客さんも多くて。


色んな国の人がいた。


スタッフも色んな人がいた。

オーストラリア人に、

イギリス人に、

フランス人に、

タヒチ人、

イスラエル人、

チリ人、

チェコ人、

スウェーデン人、

とかとか、

そして日本人の自分。


それぞれ、育った背景も文化も国もバラバラで、

でも一つのチームであって。


宿に来るお客さんをそれぞれの役割でもてなして。


基本、相手が何考えてるかよくわからないから、

意見が違うのがある意味当たり前であって、

でもその中でも共通する部分だったり、共感する部分があったりして。


あ、ここの部分は違うけど、

ここの部分は一緒なんだ、みたいな。


宿に個人部屋をもらって、

住み込みで働いてたから、

なんかバラバラで個性的な大きな家族で、

たくさんのゲスト(宿に泊まりにくるお客様)をもてなしてる感じで。


そんな暮らしを約10ヶ月してたら、

なんかそれまで、

良い会社に入って、良い給料もらって、いい生活をすることだけが、

幸せだって思ってたけど、

全然そうじゃないけど、

なんとなく毎日が幸せな感じの生活がそこにあって。



確かに、永続的にその環境が続く訳ではないだろうし、

経済的に宿が保ててるからこその環境ではあると思うんだけど、

でも、それまで、

自分のちっぽけな世界の中でしか見えてなかったことより、

はるかに色んな可能性を秘めた空間がそこにはあった気がして。



そんな経験をした、

20歳〜21歳の約1年間。



今、思えば、とっても良かった気がする。



あの時の経験が、今の自分の価値観だったり、

空気感に、

だいぶ影響を与えてるような気がして。




そんなことをふと思い出した。






宿の屋上からの景色。よくここから海眺めてぼーっとしてた。

働いてた宿「bondi beachouse YHA」




宿のリビングで流れてたラジオからしょっちゅう聴こえてきた曲。



2013年10月4日金曜日

季節の変わり目。




季節の変わり目がいつの間にか過ぎ去ってた。

気づいたら、

もうすっかり空気がかわってて。




季節の変わり目って、

なんか、

不思議な気持ちだよね。



うん。


あ、空気がかわった。


みたいな。





そんなことを繰り返して、

気づいたら年を重ねてるのかな。



空気がかわる


っていう感覚はきっとずっとたぶん、


大昔から変わらない感覚で。




そういうのを大事にしていけたらいいなって思う。





今目の前のことももちろん全力でやるけど、


もっと、


大きな、


立ち向かってもどうしようもないくらいの


自然の力っていうか。


自然のコトみたいな。





本当にきれいな景色を見るとそれだけで涙が止まらなくなる。




うん。




そんなことを思った、


肌寒さを感じる札幌の夜。





2013年10月2日水曜日

大切にしているもの。


先日、恵庭にある”とものいえ”という

古い農家の家を改修して工房兼住居兼何か面白い場所にしようと、

リノベーションをしている場所にお邪魔させてもらった。









北海道の恵庭という町。

札幌から車で40分くらいかな?

自然がたくさん溢れた良い場所。



行くことになったきっかけはオオドオリ大学の雪ドリ部の授業で、

宮大工の村上さんという人に出会って。

その授業の時に、Gen&Co.  ゲンカンパニーの黄色いフライヤーをもらって。


授業終わった後に、話しを聴いてみると、恵庭で古民家を改修してるって話しをしてくれて。


そのフライヤーに書かれてたことと古民家改修の話しがとっても興味深くて。


そしたら、猪熊さんが「行こうよ」って言ってくれて。


んで、先日行ってきた。





”とものいえ”の裏にある畑でジャガイモ掘って、

枝豆もとって、

改修中の家でみんなでカレーとか料理作って、

その間に他の来客の人達も来てにぎやかになって。






”とものいえ”にせっかく行ったのに、

あんまりちゃんと村上さん達と話せなかったんだけど、

でもその場所にいるだけで、

なんかこの場所とってもいいなぁって思えて。




で、後日かな、

猪熊さんが、

その場所にいるだけで、その人達が何を大切にしてるか分かる場所だったよね。

的な話しをしてて。


そうだなって思って。






で、今日、村上さんの新しいサイトを見たら理念の部分に、


「あるものを活かす」「ふたたび、手元へ」


っていう言葉があって。


http://gencompany.net/about


どっちも、めっちゃ共感できて。


あのとき、あの場所で感じたことは、まさにこういうことだったなって。

それがその時に言葉ではコミュニケーションをとらずとも、

その場所とその空間の雰囲気だけで感じることができるって、

その場所が持つ力って、

その想いの強さって、

すごいなって思って。



とっても素敵な場所でした。



ありがとうございます!