2014年6月25日水曜日

教育ってなんだ?





小さい頃、

とっても田舎の小学校で、

全校生徒、1年生から6年生まであわせて、5人とかの小学校で、

学校の先生とかやってみたいと思っていた。

大学も小学校の先生の免許がとれる埼玉の私立のとこも受けて受かって、

沖縄の大学と迷って、

結局沖縄の大学に進学したんだけど。

未だに、田舎にいって、

木造の校舎とか見ると、

ぞくぞくする。

あぁ、いいなって。

勝手なイメージでしかないけど、

そんなところで働く学校の先生に憧れてて。

たぶん、とっても大変なことはたくさんあるんだろうけど。

・・・

先日、3年ぶりぐらいに、

島根県の海士町で知り合った宮崎稔さんという、

千葉県の小学校で校長先生をやられていた方と札幌でお会いした。

最初に会ったのが、

大学休学中に海士町でアルバイトしてたころだから、

22歳?とかそんなぐらいで。

たまたま海士町のお祭りで、まっちゃんっていう東京の大学から来た

同い年の人と知り合って。

まっちゃんが地域の人の話聞きたいなら、

プールがいいよって、教えてくれて、

一緒に海士町の温水プールに行ったら出会ったのが、

宮崎さんで。

埼玉の蕨市出身ですって話したら、じゃあ塚越(地元の地名)わかるか?みたいな、

とってもローカルトークをしてくれて。

その後も、宮崎さんが海士で住んでた家にお伺いして、

夕ご飯とかをごちそうになったりして。

その時に、話してくれたことが今も忘れられなくて。

もう、5年くらい経つけど。

宮崎さんは元々千葉県の秋津市ってところで、

小学校の校長先生をされてた方で、

そのころから、学校を地域に開放する、っていう取り組みをやられてた方で。

地域の人が学校でサークル活動をしたり、

それぞれの得意を活かして、子供たちに何かを教えたり。

うろ覚えだけど、そういうことだった気がする。


それっていいなと思う。

個人的意見だけど。

ひとつは、子供にとって、

学校の先生だけじゃなく、様々な大人と触れ合う機会があること。

学校の授業で何か自信をなくしたりしても、

自分の才能はこっちでなら活かせるかもしれない、

とかそういうきっかけになる気がして。

もうひとつは、大人の役割としての、人の居場所をつくるっていう意味での、

なんか、いいんじゃないのかなって。

自分が仕事で長年してきたことだったり、

なんだろ、こういう大人もいるんだぞ、じゃないけど、

自分の才能を活かせる場所があったら、

そのひとの居場所ができるわけで。

そういう才能が未来をつくっていく子供との関わりの場って言うのは、

大きい気がして。

・・・

なんだろう。

教育ってなんだろう?って思った。

教育はよくわからんけど、

宮崎さんに誘ってもらって、

海士町の崎っていう集落を降りた所にある静かな漁港で、

夏休みの子供達とカヌーをしたのは、

とってもいい思い出だ。

港には自分たちしかいなくて、

まわりは山に囲まれてて、

虫の声が聴こえて、

それ以外は、自分たちの声が響き渡る感じで。笑

夏の暑い太陽のしたで、

自由に遊んで。

時にケンカしたり、

時にちょっとお互いを気づかったり。

田舎の小学校の先生をプチ体験できた気がしたな。笑

(たぶん、そんな生温いものじゃないけど。)








2014年6月15日日曜日

クライミングとおむすび。



今日は、朝はクライミングで夜はドリ大のおむすびの授業に参加してきた。

午前中は、クライミング。

通うのが3回目になる東札幌のイーアスっていうショッピングセンター内にある

NAC(ニセコアドベンチャーセンター)のクライミング施設へ。

今日は参加者は10名とちょっと。

眼が見える人も見えない人も交じってのクライミング。

先々月ぐらいのNPO法人モンキーマジックの小林さんが来たときの

北海道新聞を見て連絡をくれた人達もいっしょに。





頂上で、あと一手で、ゴールなのに、どうしても手も足もでない、

そんな状況で、

諦めたくないけど、手を伸ばしたら落ちるかもしれない、(安全のロープはつけてるし、支えてくれてる人もいる)

っていう、自分との闘いが楽しくて。

だから、3回続いてるのかなと思う。

今回はNHKの取材も入って、

前回の北海道新聞の時もそうだったけど、

やっぱりメディアの力ってすごいなって思った。

でも、それよりすごいのは、当然、このクライミング進めてる、

同い年の人なんだけど。





で、クライミングが終わって、

夕方は、札幌駅から歩いて10分くらいのおむすび屋さんで、

ドリ大の授業のサポート。

お米屋さんと併設したおむすび屋さんなんだけど、

17年その米屋に勤めてる方が先生で。

昔は、もっと米屋って街にあったそうな。

今はほとんどつぶれて、特に個人でやってたところなんかは。



・・・

街の中にも多様性があった方が面白いんじゃないかなって思う。

大きなスーパーは確かに便利だけど、

でも便利だけじゃない何かがそういう街に根付いたお店だったり、

個人商店にはあったりして。

とはいえ、商売ができなくなったらお店はしまる訳で。

昔見たネットの記事で、

生産者はもちろん、消費者の関わり方や選び方、質も問われる時代になった、

って書いてあって。

まさにそんなことなんだろうなって思う。

差し出す側と受け取る側と、お互い良いコミュニケーションがあると、

より豊かな生活になるんじゃないのかなって。

そんなよくわからないことを考えた日曜日の夜。







2014年6月14日土曜日

シンプルなもの。



”シンプルさ”っていいなって思う。

なんか、複雑で、難しいことだらけな気がするけど、

ほんとはずっとずっとシンプルで。

そんなんだといいなって思う。

てか、ほんとは、ずっと、もっと、シンプルなんだと思う。

好きか嫌いか。

やりたいかやりたくないか。

美味しいか、美味しくないか。

違うか。

美味しいと美味しくないの間にも色々ありそうだな。

って考えたら、シンプルじゃないな。

黒と白の間に、無限のグラデーションがあって。

あれ、シンプルじゃないな。

でも、

やっぱり、どこかシンプルなものに惹かれる。

自然を目の前にすると、シンプルになれる気がする。