6/9(日)のオオドオリ大学のとまとさん授業をやるきっかけになった
とまとさんインタビューを授業前までに紹介してみようと
思って書き始めたこのシリーズ。
とまとさんとはなしたこと。その1から
だいぶ時間が空いてしまった。
ごめんなさい。
前回は、どこまで書いたっけ。
そうそう、確か、今住んでるソーシャルアパートメントのリビングでとまとさんと出会った時のことから、
野菜の品種改良をするプラントブリーダーになりたくて会社に入って、
とまとさんが、この3月までどんな仕事をしてたのかっていう話し。
このインタビューをとまとさんにさせてもらって、印象的だったのは、
とまとさんって、
ちっちゃいころからとまとが好きだったとかそういうわけではなくて、
むしろ、高校を卒業して農業関係の専門学校に行くんだけど、
最初は、決して行きたくていったわけじゃなかった、という話し。
それでは、インタビューの続きを。
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元々高校を卒業した後は、
飛行機が好きだったんで、飛行機の整備士になりたいと。
(とまとさんとはなしたこと。その1からの続き・・・)
げん :それは、なんで、品種改良・・・?
とまとさん:それはですね。その農業関係の専門学校は、実は行きたくて行った訳ではなく、
まぁ色々と事情があって、元々高校を卒業した後は、
まさに今空港でこうやって話してるけど、
飛行機が好きだったんで、飛行機の整備士になりたいと。
まさに今空港でこうやって話してるけど、
飛行機が好きだったんで、飛行機の整備士になりたいと。
げん :それは、なんで飛行機の整備士だったんですか?
とまとさん:それはですね、昔、うちの兄貴の影響がありまして、
オートバイに乗るのが好きだったと。
オートバイに乗るのが好きだったと。
でまぁ、乗るだけじゃなくて、自分で整備をしたり、カスタムをしたりと。
で、色々機械いじりをするようになってきて、
やっぱそういうのが好きだったんで、
やっぱそういうのが好きだったんで、
ぜひそういう機械関係の仕事をしたかったけど、
まわりに、車とか、オートバイの整備士になりたいって人はいっぱいいたけど、
まわりに、車とか、オートバイの整備士になりたいって人はいっぱいいたけど、
そのー、飛行機の整備士になりたいって人はいなかったし、
単純に、僕は飛行機が好きだったんで。
単純に、僕は飛行機が好きだったんで。
高校生の頃も同じ、時間があるとこうやって空港に来て・・・。
げん :へー!
とまとさん:せっかく、ねぇ、機械を触るんだったら、そういう仕事やるんだったら、飛行機だと。
ま、飛行機の整備士っていいなと、最初はそれに成りたくて、
それに成るためには、やっぱり資格とかがいるんで、
それに成るためには、やっぱり資格とかがいるんで、
そういうこと学ぶために、専門学校が千歳にあるんですけど、行きたいと。
それを両親に相談した所ですね、
それを両親に相談した所ですね、
なかなか賛同を得られず、学費が高かったり色々あるんですけど、
そういう中でたまたま、
そういう中でたまたま、
うちの両親は農家をしてますんで、農業関係の情報は入ってくると。
ということで、
その代わりとして紹介してくれたのが、
実際に行った、その滋賀県の専門学校なんだけど。
実際に行った、その滋賀県の専門学校なんだけど。
そこは、8割は外の実習って言うのが授業内容で、
特徴的なのは、学費と寮のお金と食費はかからないということと、
逆に、学校の方から毎月研究費という形でお金を
逆に、学校の方から毎月研究費という形でお金を
少々もらえるっていうところで、まぁ要するに働く学校だと。
職業訓練校じゃないけど、内容としてはそれに近いもので。
で、そこの専門学校ていうのは、
さっき言った種苗会社とつながっているところで、
さっき言った種苗会社とつながっているところで、
種苗会社の研究をしてる農場を授業の実習の現場として使って
野菜の栽培をやりますと。
野菜の栽培をやりますと。
ていうのは、野菜の品種改良の仕事をするためには種を蒔いてから収穫するまで、
その一連の作業っていうのが必要で、
その途中の段階で、どの種類がいいとか悪いとかを見るし、
その途中の段階で、どの種類がいいとか悪いとかを見るし、
結果収穫物がどうかっていうのも見るし、
要するに栽培しないといけないということで、手間がかかりますと。
要するに栽培しないといけないということで、手間がかかりますと。
ま、ということで、そういう、仕事を進めるための人手にもなるし、
逆に、それをやることで生徒にとっては、
逆に、それをやることで生徒にとっては、
勉強の場になるっていうことで。そういうシステムだったと。
あんまりこう、なんていうかな
行きたくて行ってた訳じゃないんだよね。げん :あれ、でも、ほんとは飛行機の整備士になるための学校に行きたくて、
別に、滋賀にある、栽培を学ぶっていうか、
そっちの専門学校に行くつもりはなかったんですよね?
とまとさん:なかったんだけど・・・。ま、そこはやはりあのー、自分の一存では決められないっていうことで。
げん :最初はじゃあ楽しかったんですか?入ってみて。
どこでその、品種改良っていうか、プラントブリーダーになりたいなって?
とまとさん:最初は、さっき言った、飛行機の整備士を希望してたところもあるんで、
あんまりこう、なんていうかな
行きたくて行ってた訳じゃないんだよね。
げん :ですよね。
とまとさん:うん。で、元々その専門学校っていうのは、
1年コース、2年コースというのがあったんで、
僕は1年コースを選んで、卒業して帰ってきてもう一回お願いしようと。
飛行機の専門学校に行きたいと。
げん :ああ、そうなんですね。
とまとさん:で、そのためには両親の賛成ももらわないといけないから、
まずは言われたことを1年やってから、それからでも
遅くないので、もう一回その整備士の学校に行きたいって言うために、
まずは1年とにかくやってみようと。
で、あんまり、ね、農業に興味ないっていったらあれだけど、
両親がやってたからっていうのもあって
遠ざけてるみたいなところがあったんですけど、
まぁ自分の飛行機のためということで行ったと。
で、実際その農業関係の学校行ってみると、
とにかくまず実習が辛いっていうのもあるし・・・。
げん :大変だったんですね。
とまとさん:本州だから夏は暑いっていうのもあって嫌だったんだけど。
それでも途中からちょっと余裕が出てきた時に、
色々農場を見学してると、なかなか魅力的だったっていうのがあって。
そういう色んな種類があって、それをこうかけあわして、
新しいものを作るっていうのが、これなかなか素敵だなと思ったと。げん :何が魅力的だったんですか?
とまとさん:品種改良してる現場だからこその風景というか。
例えば、トマトを作ってるところでも
同じトマトが全部こう何万本あるんじゃなくて、
10本ぐらいの1つの種類のトマトの木があって、
それが何百種類もあるから。
こう、色んなトマトの種類が見られますと。
それがなんかよかったですよね。
げん :それってやっぱ品種によって全然違う?
とまとさん:そう、全然違うんで、まさにトマトの博物館じゃないけど。
色んなトマトが見れて、トマトに限らず他の作物も色んなものが見れて、
それを見てるとですね、
そういう色んな種類があって、それをこうかけあわして、
新しいものを作るっていうのが、これなかなか素敵だなと思ったと。
げん :へー!
とまとさん:で、ちょっとそういうの考えるのもいいかなと思ってた時に、
あのー、あれですよ。
そう思った時にすでにある程度実習をやってたんで、
野菜って言われるものはだいたいこう、作業をしてたんで、
どんなもんか分かるんだけど。
その中で、ある日パッとトマトに興味がいくようになってですね。
写真撮影:楊さん
https://www.facebook.com/jolan.yang.1
(つづく)
前回までのはなしはコチラから
トマトさんとはなしたこと。その1 〜出会いと仕事〜