今度6月9日(日)の午前中に、
大通にあるワールドブックカフェという素敵な場所をお借りして、
オオドオリ大学で、
初めて自分で企画した授業をやります。
琉球ニライ大学の時も、
オオドオリ大学に関わり始めた時も、
ずっと授業をやりたいなとは思ってて。
でも、なかなか一歩を踏み出せなくて。
でも、今度、初めての授業をやります。
きっかけはソーシャルアパートメントのリビングで撮った一枚のこの写真。
ある日、
自分が今住んでいるシェアハウスに「とまとさん」という人が引っ越してきました。
シェアハウスの人から、
とまとさんっていう人入ってきたよ〜っていうのは聞いてたけど、
単に、トマトが好きな人ぐらいかなと思ってました。
でも、
話を聴いてみると、
なにやら、好きの度合いがハンパない。
しかも、ただ単に、トマトを育てたい、というわけではなくて、
トマトの魅力を多くの人に伝えることで、たくさんの人を笑顔にしたいんだ、とのこと。
http://tomato-love.com/
トマトさんに出逢ったときにおもったことがあります。
じぶんが大切にしてることを、
じぶんが大好きなものを、
はっきりと言えるっていいなぁ、
って。
とまとさんは、この3月にこれまで10年以上勤めた大手の種苗会社を辞め、
とまとの魅力を伝えるプロジェクトを実践する”とまと家”として独立しました。
今後は、6月下旬から半年間ペルーの山奥に行って、トマトの原種の生育環境の調査をし、
その後、中米やヨーロッパをまわりトマトに関する食文化や最先端の栽培方法等を学びにいくとのこと。
そして帰国後はとまと農家としてトマトを育てつつ、
トマトの観光農園やトマトの講演会などの活動を行う予定。
そんな、ペルーに出発する直前のトマトさんに、
今回オオドオリ大学の授業の先生をお願いしました。
自分は授業のコーディネーター役。
授業のテーマは、”トマトに関するいろいろ”と”じぶんらしい生き方”。
なんで、このテーマで授業をやろうと思ったのかというと、
以前、トマトさんに「トマトさんが大切にしているコト」というテーマで
インタビューさせてもらったことがきっかけです。
その時の話を少し、紹介してみようと思います。
話しは、まだ雪がめっちゃ降ってた今年の2月、
新千歳空港での会話にさかのぼります。(笑)
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出会いはどこでしたっけ・・・?
げん :今なんで空港にいるのかってところから入りましょうか?
とまとさん:そうですね。笑
げん :今なんで空港にいるんですかね?笑
とまとさん:えー、空港は集中できると。なんで集中できるかというと、ワクワク感が大事ですということで。。。
空港って、日常の中で特別な行事がある時にくるということで、
やっぱり、そういう、楽しい目的がある人がいっぱいいるわけで。
そういうワクワクフィーリングがにじみ出まして、なんかいい雰囲気になるからですね。
げん :出会いはどこでしたっけ・・・?
とまとさん:出会いはですね、ある土曜日の朝に
シェアハウスのリビングにいったら、玄君と会ったと。
僕の玄君に対する印象って言うのは、まさに沖縄の人みたいな感じだったな、ということで。
げん :おきなわ・・・。
とまとさん:自分も沖縄に行ったことがあったんですね。
なので、沖縄っぽい感じっているのがわかるんですけれども、
えー、まぁいわゆる沖縄という共通の話題がありましてですね。
げん :そうですね。
とまとさん:で、あの時サンゴの金城さんの話しになって・・・。
げん :あっ、そうだ、サンゴの金城さんの話しになったんだ。
とまとさん:で、まぁその後、Coccoの動画を見て・・・。
げん :Coccoのどんな動画を見たんでしたっけ?
とまとさん:Coccoとそのサンゴの金城さんの対談みたいな。
げん :あー!見た。見た見た。
とまとさん:そう、それを見て、まぁ将来どんな事がしたいですか的な話をして、
僕は、で、トマトの話をし・・・。
げん :で、トマトさんが書いてるblogをその時たぶんすぐ見て・・・。
とまとさん:そうそう。
げん :”ナイントメィートォ”って何ですか?的な。
とまとさん:そうそうそう。笑
げん :で。聞いてみたら、あれ、やたら、この人トマトについて本気なんだなって・・・。
冗談なのかな?と思いきや、この人本気だ!っていうのを、
あの時、感じました。
・・・っていう出会いでしたね。笑
とまとさん:でありましたね。笑
でー、まぁその時印象的だったのは、その時は用事があってすぐ帰ったんだけど、
玄君のblogに、その、自分のことを書いてくれたということで、非常に嬉しかったなと。
それはすごい印象的で覚えてますね。
げん :はぁ。
とまとさん:はい。
げん :そうですよね。
あの時、妙に盛り上がってトマトのかぶりものを・・・。
とまとさん:そうそうそう。笑
げん :パソコンも写真取るんだったら、赤い方がいいって言って・・・。
とまとさん:そうそうそう。笑
えー、ま、そんな感じですね。
トマトさんは、今はどんなお仕事をされてるんですか?
げん :トマトさんは、今はどんなお仕事をされてるんですか?
とまとさん:今はですね、種苗会社という会社がありまして、
ま、そこの会社員、ということですね。(※2013年2月のインタビュー時点)
げん :種苗会社って、すごい分かりやすく言うと、何をする会社なんですかね?
とまとさん:種苗会社はですね、えーと、まぁ大きく2つあるんですけど。
げん :種に苗って書く・・・。
とまとさん:そうそう、種に苗と書いて種苗会社だけど、メインは野菜とか花の種とか苗を販売しますと。
げん :はい。
とまとさん:自社で、野菜とか花の品種改良をして、でまあその新しい品種を作って、それを販売しますと。
げん :へー、じゃあ、農家とかに、新しいタマネギの品種できましたみたいな感じで開発して、
種を売って、みたいなことをするんですか?
とまとさん:しますね。
そこはもちろん部門が別れてるんで、まず品種改良する研究開発部門と、
後は、販売する営業部門ということで別れてましてですね、まずは品種改良して新しい品種を作ったら、
種をいっぱい増やして、営業の方が、まぁ農家さんには直接売らないですけど、小売りをしている
他の種苗会社におろして、という形で、最終的には農家の人がその種を使うようになるんだけど、ということです。
野菜の品種改良の仕事がしたかった
げん :なんでその会社に入ったんですか?
とまとさん:これはですね、高校を卒業した後に、その、とある専門学校に行ったんだけど。
げん :滋賀の?
とまとさん:そう、滋賀の専門学校に行ったんだけど、その専門学校の内容が農業関係のところだったということでですね、
あとその専門学校と僕が今仕事している会社がちょっとつながりがあって、
そういうつながりもあって、入社出来たっていうのもあるんだけど、
もともと入った理由は、さっきも少し言った、野菜の品種改良の仕事がしたかったと。
げん :へー。
とまとさん:これ、別名、プラントブリーダーっていう仕事でですね、専門学生の時の自分としては、
すごいカッコいい仕事だなと。
げん :野菜の品種改良、プラントブリーダー。
とまとさん:その、植物の品種改良をするっていうことで、いいな、と。
げん :それは、じゃあ、品種改良ができると思ったからその会社に入ろうみたいな・・・。
その会社に入りたいってよりかは、こういうことをしたいっていうのがあって・・・。
とまとさん:そうそうそう。
げん :それだったら、この会社に行けば、できるかなーって。
とまとさん:そうです。
げん :で、やりたかったっていうのが、品種改良、プラントブリーダーの仕事。
とまとさん:そう。品種改良の仕事がやりたかったと。
写真撮影:楊さん
https://www.facebook.com/jolan.yang.1
(つづく)
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