2014年4月25日金曜日

竹富島の夜。




大学1年の時、

ふらりと、石垣島、竹富島に旅した。

財布と携帯しかもたず、

ぶらりノープランの旅。

特に目的もなく、

なんとなく行ってみたかったから、という理由で、

朝那覇空港でスカイメイトでチケットとって、

飛行機で40分ぐらいかな。

石垣島について、とりあえず、原付借りて、

島一周して、

その日は、その日見つけた石垣の安宿に泊まって。

で、次の日はどうしようって考えてたら、

その宿で出会った人が、竹富島のなんとか(名前忘れた。。。)っていうゲストハウスが

とってもいいよって教えてくれて。

じゃあ、そこに行こうと思って、すぐ電話して予約して。

で、次の日、石垣島の船乗り場から、

どれくらいだったかな、15分くらいかな、竹富島について。

で、完全な一人旅だから、

なんか、ちょっとさみしくなって。

竹富島の白い道で、ふと前を歩いてる人が目に入って。

とりあえず声をかけてみて。

第一声がどんなだったか忘れたけど、

自分の10個ぐらい上の年の、東京から一人旅で来てる男の人で。

で、しばらく島を一緒に歩いて、

一人旅なんですか〜?

とか、聞いたら、

そうなんだよ。社会人になって初めて3連休以上の休みがとれて、

で、ずっと来てみたかった竹富島に来てみたんだ、

みたいな話をしてくれて。

社会人って忙しいんだ、ってその時思ったな。

どんなところで働いてるんですか?って聴いたら、

電通って会社で働いてるんだーって教えてくれて。

その頃は何にもしらないから、へー、なんか聴いたことある会社名だなーぐらいしか思わなくて。

で、島に何軒しか居酒屋なくて、出会ったのもなにかの縁だし、夜一緒に飲もっか?

って話になって、島の小さな居酒屋で一緒に飲んで。

そしたら、そこの居酒屋にお客さんで来てた大学の先生とか、

島の宿でヘルパーしてる広島から来たお姉さんとか、

その居酒屋の主みたいな三線もったおじいちゃんとか。

あと、その電通の人と、自分と。

どんなお仕事してるんですか?って聞いたら、

居酒屋にあった雑誌をぺらぺらめくって、

こういう雑誌の広告とかを企画して作ったりしてるんだよ、的なことを教えてくれて。

で、そのときはチンプンカンプンで聞いてて。

で、結局その夜は、島のおじいの生三線と色んな人との会話が楽しくて、

夜はふけて。

で、翌日のことは、ほぼ覚えてないんだけど。笑

とりあえず、楽しかった。竹富島の旅。

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旅っていいなって思う。

日常の世界とちょっと切り離された空間で、

日常の生活ではなかなか出会わない人との出会いがあったりして。

そして、お互い旅人だから、

特に利害関係とかもないし、

どんなに偉い人や肩書きをもってる人でも、

同じ”旅人”っていうくくりでフラットに接することができるような気がして。

そういうのって、日々の生活の中ではなかなかない気がして。

だから、時々旅にでたくなる。

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って、なんかふと思い出した札幌の夜。




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