2013年10月18日金曜日

アイヌのトンコリという楽器。

旅をしてた。

2009年の1月。

海辺の宿で10ヶ月間働いて、

最後、オーストラリアの東海岸をちょろっと。

シドニーからゴールドコーストまで。

その途中に、

昔のバイロンベイのような雰囲気の街があるって聞いて、

立寄った、Bellingenっていう山の中の川の近くにある街。

その街のユースホステルに泊まって、

満月を眺めながらぼーっとRickie-GのLife is wonderfulっていう曲を

ipodで聞いてて。

月が見える宿のテラスでぼーっとしながら。

んで、夜、カヌーツアーがあって、それに参加して、

いま思えば、とっても幻想的な時間だった。

川の水の音と月明かりがとてもいい感じで。

それ以外、何も聴こえなくて。


・・・

今日、アイヌの話しをまた少し聴かせてもらった。

アイヌの民族楽器でトンコリっていうのがあって、

その音色も聴かせてもらって。

その場その場で気分が変わる楽器らしい。

微妙に音が高くなったり、

微妙に音が低くなったり。

楽器自体が、緊張したり、ゆるんだり。

心臓にトンコリをあてて、

音を鳴らして、

自分の心に響かせるんだって、

そんな楽器なんだって。

・・・

長期的な視点でモノゴトを考えられるってすばらしいと思う。

んで、

長期的なことを考えたら、

今の現状維持を続けてたら、

いずれ先細りになって、終わってしまうのかもしれない。

とはいえ、

目の前のことにいっぱいいっぱいな現実があって、

なかなか新しいことにトライできない現実があって。


・・・


でも、時々、新しいことをやっちゃう人がいるし、

その人のまわりにはその人に協力するって人がいたりして。

本当はどこかで、

新しいことをしていかなきゃいけないって思ってるけど、

なかなか実行に移せない葛藤があったりして。

・・・

そんな時に、

そんな現状をぶちやぶっちゃう人って、

やっぱり良い意味でぶっ飛んでるんだと思う。

もしくは、

その人自身に、そこまでして譲れない何かがあるか。

・・・

それって、

周りからみたら、ちょっとうっとおしい人かも知れないけど、

でも、そういう風に自分が大事にしてるものに対して、

熱くなれるっていいなって思うし、憧れる。


そんなことを思った、金曜日、週末の夜。


バイロンベイのユースホステルにて











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